セフレ関係が終わったとき
会社をリストラされて、再就職もなかなか決まらずにいた頃、K美に出会いました。その当時、半分自暴自棄になっていた俺。初対面のK美に対してもイライラを隠そうとしませんでした。そんなイヤなやつだった俺の八つ当たりともいえる言動にK美は怒ることもなく笑って一緒にいてくれました。K美とは出会ってすぐに、よくあるパターンで男女の関係になりましたが、付き合って欲しいと言われたことはありません。当時の俺にそんな気持ちの余裕がないことを分かっていたのだと思います。セフレのような関係が続きました。そうしているうちに俺の再就職も決まり、やっと精神的にも経済的にも落ち着いてきたとき、K美から「もう会うのやめよう」と言われてしまいました。
好きな人ができて、その人と付き合いたいから俺とはもう会わないというのです。そのときの俺のうろたえようといったら・・・。思い出しただけで凹みます。まさかK美がそんなことを言い出すとは夢にも思っていませんでした。セフレのような関係だったけど、お互いに好きだという気持ちがあると思っていましたから。実際、そうだったと思います。ただ、俺よりも自分の事を大切にしてくれる人と出会ってしまったのだと。
K美のことをないがしろにしてきたのは自分です。狼狽しただけで何も言うことができませんでした。失ったときにその大切さが分かるってよく言いますが、まったくその通りだと思いました。セフレみたいな関係なんかとっととやめてキチンと付き合っていれば・・・今でも後悔しています。
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